【超特報】
「なら……わたしはやり直す」
「二度と戻れないよ」
「それでもいい。 世界は、次元はシンプルなルールで出来ているから」
fine > Refine
「ん… どこだ…ここは………。」
「あなたは…誰なの?」
「……星乃シロコ。 それ以外の名はない。」
「突然ですまないけれど、あなたの能力検査をさせてもらう」
「…なんのためだ 余計な真似をするのなら撃つ」
「安心して あなたに危害を加える者ではない」
「…この世界は元いた世界ではない。 そして『先生』もいない
ここはいったいどこなんだ」
「ここはゲイムギョウ界 最北の国 ルウィー」
「ルウィー…………。 それにゲイムギョウ界
全く見知らない場所だな。 だが自転車を漕ぐには良さげな場所だ」
「あなたの元いた世界はどんな場所なの?」
「ろくでもない場所だ 砂嵐が吹き荒れて 謎のPMCが暗躍し
借金9億6235万円の土地で自転車操業だ そこに送り込まれたのが
わたしの恩師 先生と呼ぶ存在だ」
「PMC………」
「わたしはそんなPMC共に雇われた傭兵共と、たった5人で戦ってきた。
しかし突然脳内に声が響いた "資格を授かれ"と」
「わたしは力を求めた 力あるものだけがこの世界のルールを支配する
それがわたしの世界のルール」
「しかしわたしは4人の仲間と先生と引き離され その時は止まった
気がついたらこのルウィーという土地で倒れていた
スライムのような犬に叩き起こされた。 敵対の意思があったので撃った」
「とんでもないアウトローね… ものすごい苦労をしたと思う。
いい、あなたの能力を認めて頼みがある」
「頼み………か。 何だ、銀行強盗か?」
「バッ…とんでもないことを言うんじゃない!」
「まぁこんな平和そうな国では強そうな敵もいそうにないけれども
あなたはわたしに何を求める」
「『歴史』の、やり直し。」
「----引き受けた。
だが物資は用意してもらう。 備えあれば憂いなし。
シンプルなルールだ。」
「…『物語』が一度終わり わたしたちは記憶を保持したまま。
代わりに星乃シロコという謎の人物が現れた」
「…これは終わりから終わりへ向かう 物語
そして 書き換わるのは大きな歴史の転換点」
「あの刀も あの子も 彼女のもとに残った」
「これもあなたのシナリオなの?」
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