『優しく誘う昨日に手を振って 僕らは泣いた また走り出すため』
---LiSA『明け星』より
こんばんは、七夜志希です。
わたしにとってこの『七夜の記憶編』は、姉さんと慕って最大限の敬意を払った人物への最後のメッセージです。
わたしは数々の物語でも、数多くの永遠の別れを経験してきました。 二度と会えないキャラ 二度と会えない人物 二度と会えない恩人 二度と会えない家族
数多くの命にさようならを告げて、泣いてきました。
新しい物語を描くため。
それでも、わたしの中では生きていてほしい………そんな恩人を助けるために、制御不能の力に溺れる主人公が毎晩毎晩うなされながら、過去に遡れるチャンスを得て運命を変える
というのが七夜の記憶編のストーリーです。
物語を第三者視点から見て、それを変えたくなるのは誰にでもあることでしょう。
『こうだったらいいのに』って。
でもわたしにとってこの『七夜の記憶編』は
姉さんと慕った一人の恩人に対する別れのメッセージでもあります。
後悔を未来に引きずらないための。
この物語を 恩人 陽ノ下さくたに捧ぐ
桜色に染まる坂 歌声
せめてあなたに届くように……………
時には彗星を 彗星には愛を
愛には罪を 罪には罰を
罰には人を 人には夢を
夢には貴女を 貴女には誓いを
ゾクリと脈を打つ 命の線
刀でなぞって 伸ばしてしまえたら
ねえ、誰か教えて 彗星が見えるなら
泣かないで まだ消さないで
消えないで まだ消えないで
七夜志希(JirachiArt's/Project-ReHope)