久し振りです。七夜志希です。 ばあちゃんの死後から、
わたしはひたすら『モノの意味』を突き詰め続ける怪物になり果てました。
わたしの好奇心の奥底に存在し、果てなき想造を生み出してきた源泉は、ひたすら『汚れた真実』に汚され、最終的には汚れた水しか生み出せなくなってしまっていました。
わたしは最近のニュースを見ると、こう思うのです
『悪質な嘘で塗り固められた鎧を着込んだ人間の語る戯言などを何食わぬ顔で国民全体の願いとして語る奴らの何が"信念"だ!』と。
姉さんを喪ってからわたしは禁忌の知識に手を染め始め、筆を走らせたりキーボードで物語の原本を入力している時も、改めて見てこの文字は本当に『七夜志希』という作家が書いた物語なのか?と、疑いたくなることも多々あるのです。『星物語外伝:ループガールあかね』や、『【推し彗星-ジラーチ-】The Comet Box』の執筆が遅れているのは、そうした筆の乱れをできるだけ正し、古き良きレガシーの果実を受け継がせ、それ以上のモノとして結実…やがては、わたし自身の"遺産-レガシー-"に昇華させることをするように、わたし自身が背負っている物語や世界地図…次元地図や世界線図、次元層のマップは、通常の人間が背負うほどでないほどの難解なプラットフォームと化しました。 だからといって、わたしはかつての遺産を投げ捨てるような真似だけはしたくないのです。身体に先に限界が来てしまうまでは。
わたしが執筆している星物語ifシリーズというかつてのバラバラだった果実をつなげ合わせ、一つの大きな果実にする為の大規模リメイクプロジェクトは、明らかに精神に異常をきたした障害者一人が背負える量ではありません。それでもわたしが正気を保っていられるのは、もはや創作や想造に対する執念のようなものと捉えられるでしょう。知的欲求ゆえの執念…正直、この文を書いているわたしの心自体、普通じゃないと言えるのがよく分かります。
わたしがそういったレガシーという遺産にこだわりだしたのは、明らかに今の令和という時代が、わたしに合っていない不相応な未来… まるで選ぶ世界線を間違えたかの如き理不尽の連続…。遺産は失われ、愛人や理想の人は息絶え、自分だけが失敗のループに取り残される感覚…………。 タイムリープしてもいないのに、永遠と同じ時間を繰り返すような感覚。
わたしよ、覚悟を決めろ…。
どんな人間にも引き受けたくない仕事はある。それをこなせる人間こそ、英雄だ。
わたしは禁忌の知識を脳に受け止め、深淵を覗き、そこに足を踏み入れたのだ。
やらねばならない…。
どんな人間に恨まれようと、かつての自身の偉業を投げ捨てた創造主達に恨まれようと、
完璧な形で…結実させなければならない。
それがわたしの…… 想造のラストナンバーになるだろう
でも…………せめて、この苦しみを理解出来る人と………
平和で平穏な世界線で、
結ばれたかった。







