2022年10月28日金曜日

シン・マリオクロスオーバー3復活計画:||


こんばんは、七夜志希です。今日は久々にゲームの話。


わたしたちインターネット黎明期の人々は、Adobe Flash Playerを使った様々なFlashゲームを楽しんできましたよねぇ。

スマフラ、マリオX、マリオフラッシュ、プニキ(ただしロビカスは許さん)など……

あなたはいくつのFlashゲームが思い出せますか?

 

マリオとソニックがクロスオーバーする、ドラゴンボールZっぽいアニメの「スーパーマリオブラザーズZ」などといったFlashアニメというものもあったくらいです。 懐かしいなぁ、今も制作続いてるのかなぁ……?


その中でも、Super Mario Bros. Crossover 3.0(スーパーマリオクロスオーバー3)というFlashゲームを知っていますか?

わたしはすっごく大好きだったゲームです。ですが、Adobeはセキュリティ上の問題からFlash Playerの開発停止と配布の打ち切りを発表し、Flashコンテンツはこの世から一斉に消滅しました。今ではSWFファイルを読み込めるプロジェクターをダウンロード出来るページすら消滅しています。

今ではAdobe Flash Playerを代替するRuffleというエミュレータも開発されているらしいですが安定度はまだ悪く、ActionScriptへの対応などといったまだまだ問題が残されている状態で、実際にRuffleでマリオクロスオーバー3は、読み込めましたが動きませんでした。


じゃあプロジェクターで動かせばいいじゃねえか、とのことで、早速動かしましたよ。

そしたら、なんと帰ってきたのはロード画面ではなく404エラー。なんと製作者さんが、マリオクロスオーバー3のゲームデータを、自身のサーバから消していたんです。


そしてわたしは結論として、マリオクロスオーバーのゲームデータさえ見つかれば、ActionScriptが参照する先をローカルデータに設定してオフライン化出来るんじゃないか?と。


わたしはネットの海を泳ぎ、マリオクロスオーバー3.0の最終的なゲームデータの場所にたどり着きました。 そして古いPCでFlashCS6を動かして、久々のプログラミング。今では遺物であるFlashを動かすという現代ではありえないことを何度も繰り返し、プレイし、バグを潰し、ついに……


スーパーマリオクロスオーバー3.0の

オフライン化に成功しました!!!!


いやぁ、長かったぁ…………。

Ruffleですら動かなかったマリオクロスオーバー3を、ついに公式エミュで。

しかもオフラインプレイできる…………至高の瞬間。


これを皆様にも味わってほしい!!!!

<味わう!!!>

もちろんだが二次配布や

無断転載は禁止だぞ!!



なお、本ゲームはキーボード操作しか対応してないので、XboxコンやPCコンにキー操作を割り当てるソフトを使うと操作しやすくなりますよ~。 JoytoKeyなどをご利用ください!

<JoytoKey公式サイト>


デフォでは

十字キーで移動

十字キー上下で射撃出来るキャラは射撃方向変更

ジャンプ(Aボタン)がZキー

必殺技(Bボタン)がXキー

ポーズがENTERキー

セレクトがAキー

になってるので、これを使用するコントローラーに合わせて設定すればおk!

流石にキーボード操作じゃ骨が折れるので、素直にコントローラー使ったほうがいいです。


・移動の十字キー

移動の操作には3Dスティックだと過剰認識による誤爆が起きるので、十字キーを使うと、操作しやすくなりますよ! なので、十字キーがついているコントローラーを選びましょう! やっぱりレトロゲームは十字キーですよねぇ。




七夜志希(JirachiArt's/Project-ReHope)

2022年10月1日土曜日

巨星墜つ

 

七夜志希です。

本日は小説の更新ではないのですが、とある人物について取り上げたいのです。


アントニオ猪木さんという人物を知っているでしょうか、おそらく聞いたことくらいはあるでしょう。 日本プロレス界の基礎を創ったと言われているほどのプロレス界の父であり、『燃える闘魂』という異名を持つ元プロレスラーです。彼のテーマ曲である『炎のファイター ~INOKI BOM-BA-YE~』は、序盤の『猪木! ボンバイエ!』というキャッチーなコールから始まる、アツい曲ですよね。わたしも大好きでした。


プロレスという競技をあまり知らないわたしですらアントニオ猪木さんの存在を熟知しているのはこの曲のせいかもしれませんが、後は『元気ですかー!? 元気があれば、何でもできる!』、『迷わず行けよ、行けば分かるさ!』、『落ちたらまた這い上がってくれば良いだけの事』など、様々な名言と元気を低迷する日本へ与え続けてくれたせいもあります。「1・2・3…ダァァァー!!」というキャッチーな掛け声も人気ですよね。わかります。


その後は政治家としても働き、外交にも強大すぎるまでの影響を残した上、対北朝鮮においては各首相を超える独自の外交ルートを持つ対北朝鮮の最後の切り札的な存在でした。もはやこの人すらいれば、ミサイルすら撃ってこなくなるんじゃないか。とまで期待したくらいでした。


しかし10月の始まりとも言える今日、アントニオ猪木さんはこの世を去ってしまいました。

あの『燃える闘魂』が、ついに燃え尽きてしまった……その話を聞いた時、わたしは職場にいたにも関わらず、大声で叫んでしまいました。


プロレス界の父であり、外交の神であり、様々な場所や人へ元気を届けてくれた、太陽的な存在だった猪木さんが亡くなってしまうなんて………わたしは3時間近く泣き続け、彼のテーマ曲である『炎のファイター ~INOKI BOM-BA-YE~』を聞き続けていました。


そして違う曲のフレーズが流れてきました。



巡って流れて 時は移ろいだ
もう何があったか 思い出せないけど
目を閉じてみれば みんなの笑い声

なぜかそれが今

『一番の宝物』