七夜志希です。
本日は小説の更新ではないのですが、とある人物について取り上げたいのです。
アントニオ猪木さんという人物を知っているでしょうか、おそらく聞いたことくらいはあるでしょう。 日本プロレス界の基礎を創ったと言われているほどのプロレス界の父であり、『燃える闘魂』という異名を持つ元プロレスラーです。彼のテーマ曲である『炎のファイター ~INOKI BOM-BA-YE~』は、序盤の『猪木! ボンバイエ!』というキャッチーなコールから始まる、アツい曲ですよね。わたしも大好きでした。
プロレスという競技をあまり知らないわたしですらアントニオ猪木さんの存在を熟知しているのはこの曲のせいかもしれませんが、後は『元気ですかー!? 元気があれば、何でもできる!』、『迷わず行けよ、行けば分かるさ!』、『落ちたらまた這い上がってくれば良いだけの事』など、様々な名言と元気を低迷する日本へ与え続けてくれたせいもあります。「1・2・3…ダァァァー!!」というキャッチーな掛け声も人気ですよね。わかります。
その後は政治家としても働き、外交にも強大すぎるまでの影響を残した上、対北朝鮮においては各首相を超える独自の外交ルートを持つ対北朝鮮の最後の切り札的な存在でした。もはやこの人すらいれば、ミサイルすら撃ってこなくなるんじゃないか。とまで期待したくらいでした。
しかし10月の始まりとも言える今日、アントニオ猪木さんはこの世を去ってしまいました。
あの『燃える闘魂』が、ついに燃え尽きてしまった……その話を聞いた時、わたしは職場にいたにも関わらず、大声で叫んでしまいました。
プロレス界の父であり、外交の神であり、様々な場所や人へ元気を届けてくれた、太陽的な存在だった猪木さんが亡くなってしまうなんて………わたしは3時間近く泣き続け、彼のテーマ曲である『炎のファイター ~INOKI BOM-BA-YE~』を聞き続けていました。
そして違う曲のフレーズが流れてきました。