いつかは聴いてみたいな
でも きっとできないね
あの日見た 初めの空
覚えてる?
一緒に行ってみたいね
ごめん 少し遠いかな
キミと見た 彗星の帯
忘れない
傷ついたキミを抱き ボクらは旅立つ
重い荷物持ち 隊列を組んで
まだ進まなきゃ だけど
傷が深くて 帰れない 痛みが苦しい
覚えていて ここに居たこと
ボクの朝 キミの夢 時に消えても
必ず還るから
願い 祈り 抱きしめて
忘れないで 駆け抜けた風
朽ちる木々 寄せる異形 思い出しても
いつか 巡り出逢う
繋ぐキミへの 願い
七夕の夜みたいな
君の横顔 見惚れてた
ひだまりの その笑顔
忘れない
弐拾の時過ぐ夜 ボクらも漕ぎ出す
最後のペン持ち 円陣を組んで
たどりつかなくちゃ だけど
空が低くて 進めない 視界が滲んで
……待ってて
見上げていた彗星
飛沫上げる泥も
青空も夢も
みんな懐かしい
静かに深く 降り積もる時
キミの夜 ボクの跡 消されいっても
ここに還るから
ボクは キミを 抱きしめる
忘れないよ 空駆けた夜
キミの眼の 哀しみも 消えていくから
いつの日も 共に歩む
繋ぐキミこそ
希望(ジラーチ)