希望先生

 口癖は『怠い』 『眠い』 『死にたい』

だけど本当は世話焼きでさ

寝ぼけ眼で 画面を見て

スイッチをONにした


人が変わったような光射す心で

誠実で勝る奴などいない

バカにされては 指差されてさ

蒼い春を過ごした 気持ちさえ

日常に溶ける 悲しみを救い上げた


ボクは単純なんだ キミさえ笑えれば

手をつなぐ この奇跡でさえも

心躍る夢も 吐き出せぬほど

満たされない 心埋めて


キミがいない夜は 考えられやしない

止まることもない それでもボクは

最期まで走り抜けるから まだ

卒業はとっておいてくれよ

いつか答えが 繋がっていけるから

もう少しだけ また 明日



本当はやりたいこともなくて

死にたいと言い毎日生きてさ

だけど その眼に曇りなどなく

熱を帯びた声が伝う


何も変わったようなことはないけど

現在(いま)観えてる景色は嘘じゃない

キミとボクと推してる誰かにも

繋がっていることが全てだと

日常に浮いた 彩りを救い上げて


もしも 終わってしまう その時が来るまでは

笑い飛ばして 手を伸ばすから

まだ諦めない 残機などはない

何度だって立ち上がる心をくれよ

夢の彼方へ 声を枯らすまで

まだ


朝を超えていくんだ少年少女

ほら出番だ 想いは託してきた

喝采は止まない またくだらない物語(はなし)をしよう

いつか思い出にしよう 新しいこの時代にも

もう少しモノ作ってたいから

それまではまだ


ボクは単純なんだ キミさえ笑えれば

手をつなぐ この奇跡でさえも

心躍る夢も 吐き出せぬほど

満たされない 心埋めて


キミがいない夜は 考えられやしない

止まることもない それでもボクは

最期まで走り抜けるから まだ

卒業はとっておいてくれよ

いつか答えが 繋がっていけるから

もう少しだけ


また あした