『X0(クロス・オー / Xross-0ver)』
ウォズニャックが創った造語であり、あるシステムの礎。
その意味は『Xross-0ver(クロスオーバー)』というLeet(暗号文字)。
この時点での性能はウォズニャック曰く『まだ幼いデジヴァイスのようなもの』
『テンカイストーンX0(テンカイストーンクロス・オー)』
ウォズニャックが設計した端末。最初に使われた時、多大な歴史改変を生んだ為にほうき星の天文台のトーチの真下に封印されていた。現在は2つのみ存在する。
テンカイストーンX0の能力は、『使われた日から先の時空を生贄にする』という多大な代償を支払うことで鍵となる強大な能力を持つ人物の写し絵を作り大量のパラレル世界を繋ぎ止め、そのパラレル世界と現状の時空をリンクさせることで意図的なタイムパラドックスを引き起こし、どんな滅びた世界でも擬似的にリセットする力を与えるというもの。
まどか時空で言えばテンカイストーンX0を持つ者は、新世界の神によって既に築かれた円環の理すらも無視し、その理を自らが構築し直すような恐ろしい力を持つことになる。
そのため、古代チコ族の皆はこの力を『禁断の力』と称し恐れている。 だが、実はウォズニャックではなく、神時空に存在する時の王者こと『オーマジオウ』があえて2個設計したものだった。
『テラーチケット(ストーリーテラーチケット / 能力者の写し絵)』
簡単に言えば『能力を持つ者の写し絵』。テンカイストーンX0のサブ起動キーでもある。『鍵の写し絵』という異名を持ち、その者と関わりのある世界の時間を切り取り、保存する役割も持っている。 この時、そのテラーチケットは継承者の能力によって保護される。 また、『常王』という能力に適応する者ならその写し絵の力を身に纏い、その者にしか扱えない能力を扱うことも可能となる。 テラーチケットに保護された時間は、常王が新たな世界を開く時に、ともに新世界へ導かれて保護から抜ける。
『テラーチケットオーバー』
ある者が持つ『想い』をテラーチケットが受けきれず、溢れ出たもの。
モネ、シフのテラーチケットがこれに当たり、テラーチケットを扱えるあかねやホープですらコントロールするのが困難だが、より強い力を秘めている。
コントロールに失敗すると『意識暴走』と言い、保存された時間の意思に精神を乗っ取られてしまう。解除すれば戻る。
『エスペシャル・エフェクト (Especial-Effect / 集いし革命の矢刃)』
次元覇者オーガアカネが持つ能力。 能力レベルはX(未知数)。
多数の特殊エフェクトを起こすことが出来るチート能力で、無力化不能。
ただし、同じ能力の素質を持つ『天羽あかね』になら、オーガアカネが放つ特殊エフェクトの発生を止められる可能性があるというのが、このチート能力に存在する最大の難点にして、このチート能力に存在するたった一つにして最大の弱点である。
『テラーブレイク(Teller-Break / 鍵、その体を成さぬならば)』
次元覇者オーガアカネが持つエスペシャル・エフェクト(特殊能力効果)の一つ。
テラーチケットから発生したありとあらゆる攻撃・エネルギーを無力化し、無かったものとする。 このことから、次元覇者オーガアカネにはテラーチケットを用いた攻撃でダメージを与えることは不可能とされている。
『ネクストジラーチ アンファンス』
【次世代は幼体に回帰せり】
現状のホープが該当するとされているネクストジラーチの形態。
夏時間世界線に存在したネクストジラーチはこれの上位形態に値するとされているが不明。
『ネクストジラーチ ノスタルジア』【ノスタルジア:希望の原点回帰】
ホープとジラーチが融合することで完成するとされている形態で、ネクストジラーチとしては究極形態に値するが、これに覚醒すればホープの人格が滅びると計算が成り立っている。
『常王(ジオウ / 常なる王)』
ジオウ。 その意味は『常に王たる者』。
『X0』システムの力に打ち勝った者であり、全てのパラレル世界を統べる力。
ありとあらゆる時空の干渉を受け付けず、『鍵の写し絵(テラーチケット)』を通して
能力者の力を受け継ぐ事のできる唯一無二の存在。
あくまで理論上だが、常王を倒すことの出来る能力者は保持者の素質を上回る『改変能力』を持つ者だけ。
『改変能力者』
時空に干渉し、過去や未来を意図的に動かすというあまりにも強大な能力を持つ者の総称。例としてホープが持つ希望運命改変能力、青葉ゆうが持つ過去運命改変能力がこの手の改変能力に当たる。
『キュレイウイルス』
キュレイウイルスとは、レトロウイルス種に属する希少ウイルスの一種。
この文字だけで表した場合、人間のみに感染するヒトキュレイウイルス(Cure.Virus P-Carrier)を指す。
この文字だけで表した場合、人間のみに感染するヒトキュレイウイルス(Cure.Virus P-Carrier)を指す。
レトロウイルス種の特徴として、感染者の遺伝子を改変すること、種の壁を超えて感染することはないという特徴がある。
感染しても害を及ぼすことはないが、一部の『鍵』に当てはまった人間は細胞を作り変えられ、キュレイウイルスによって強大な免疫力と不死性を与えられる。
『ネオキュレイウイルス』
ネオキュレイウイルス拡張株(NEO Cure.Virus Advanced-Carrier)とは、神野坂アサヒの身体から新たに見つかった、種の壁を超えてしまう新型キュレイウイルス。
虚無因子に触れたことでレトロウイルス種の特徴の一つである『完全な感染には鍵に当てはまる必要がある』という特徴が破壊され、種の壁を容易く超えてしまうようになり感染力が高まってしまった。その特徴はまさに人を殺すためではなく、あえて生かし続けるために変異したウイルス。 まさに『正反対の特徴を持つFOXDIE』と言った所。アサヒが感染しているのはこちらのウイルスで、抑制のために『影の科学服』をまとってバグゥに発生するキュレイ効果を食べさせ続けて効果を無力化している。
医学的に見ても到底撲滅させることは不能とされているが、神野坂アサヒが死亡すればオリジナルの死亡により死滅するのではないか、と推測されている。
『キュレイ種』
鍵に当てはまった感染者は、感染してから約5年経つと『キュレイ種』になり、
半不老不死の肉体を手に入れる事ができるが、いろいろとデメリットも多い。
細胞改変が終了し完全にキュレイ種となると以下の特徴が発生する。
まずはテロメアの回復により老化が停止。
キュレイ種は体内でテロメラーゼという酵素を作り、テロメアを無限に回復させる事を可能とする為、老化が停止する。 この症状に陥った感染者の年齢は現状の年齢+キュレイストップ (例:Age.25C【25歳で老化停止】)というような表記となり、永遠に年齢が上がらなくなる。
キュレイ種が粉砕骨折のようなとんでもない怪我を負ったとしても、ほぼ1日で完治するという恐ろしいまでの自己治癒能力を発揮する。
なお、代謝効率の著しい向上による副次的効果として運動能力の上昇もみられる。
更にとどめと言わんばかりに、遺伝子改変によってP-57染色体が無力化される。
この改変によってキュレイ種はどの細胞においても癌細胞を発生させることが無いので、まずどこの部位にしてもガンを患うことは無い。
…が、この改変のデメリットとして紫外線に弱くなり、ただの日焼け程度でも
キュレイ種には火傷並のダメージになってしまう。
…まぁ自然治癒能力の増大が影響し、少し休めば当然のごとく治癒するのだが