2021年9月16日木曜日

心を殺してまで描きたいもの

 

七夜志希です。

現在『星物語fine ジラーチ・アナザーストーリー:ラストワード』第3巻の執筆中です。


ですが、『希物語X0 Promises of the ReHope』完結イベント内にて重度のうつ病への罹患を告白した直後から体調は徐々に悪化を続け、持病となっていた重度のうつ病は身体を本格的に蝕み始めました。 そして7月頃、わたしは精神崩壊を迎えました。


無限の浪費、暴飲暴食を繰り返し、気がつけば50万の借金とボロボロの身体だけが残りました。それでも、仕事を続けながら執筆を続けています。 何度かの休養期間は設けておりましたが、設けたところでうつ病の回復はしないどころか悪化を続けるばかりなので、心を殺して執筆を続ける選択をしました。


心を殺してまで、描きたい結末。 それが、『星物語fine ジラーチ・アナザーストーリー:ラストワード』のエンディングなんです。 わたしの小説家人生のピリオドであるこの作品なしでは終われない…… そう思っているからです。


姉さん、弟、じいちゃんとの死別を経験し、喪うことには慣れきったわたしですが、こうして重度のうつ病となってボロボロの身体と心をどうにか維持している現状を観て、『ああ、やっぱりわたしは弱い子なんだ』と実感しました。


時間があれば『死にたい』とつぶやき、机に頭を打ち付け、頭や身体を殴り、『もうゴールしてもいいよね』が口癖のわたしですが、それでもボロボロの心をなんとかこれ以上崩壊させないようにギリギリのラインを攻めて執筆を続けています。


そんな状態で執筆なんてするな、と言いたくなるのも分かりますが、どうにか完成までこぎつけてみせますので、暖かく応援しながら見守っていただけると幸いです。



七夜志希(JirachiArt's/Project-ReHope)